グローバルな経済金融危機の欧州における影響を克服するため、欧州委員会は、新たな投資プロジェクトを発表した。このプロジェクトは、情報、エネルギー、交通インフラ等に約315億ユーロを投資することを可能とするものである。
ドイツ学術機関連盟は、特に研究分野における追加のインフラ投資を歓迎している。しかしながら、欧州委員会の見解では、本予算の大部分は、ホライズン 2020の予算から引き出すべきとしている。その場合、優れた基礎研究を支援するERCの予算、若手研究者を支援するマリー・キュリー・アクションなどにも影響を及ぼす可能性がある。
ドイツ学術機関連盟の各機関は、本プロジェクト実施がホライズン2020の予算に影響を与えないよう要求している。
【ニュース・ドイツ】EU新投資計画による、欧州の研究費削減の可能性
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