フンボルト財団は、現在運用されている研究者の有期労働契約に関する法律(WissZeitVG)※により、結果的に若手研究者が短期間の雇用契約しか得られず、キャリアパスが不安定になっているとして、学問有期契約法の改正を要求した。
主な内容は以下のとおり。
・有期雇用の研究者に関するガイドラインを策定し、様々な段階の若手研究者が安定した状況を得られるようにする。
・博士号取得の前後において、わかりやすく、信頼できるキャリアプランが保証されるべきである。
※学問有期契約法(WissZeitVG):大学や研究機関において、外部資金等によって雇用される研究者等に適用される契約の期限設定に関する法律(URL2)。
URL1: http://www.humboldt-foundation.de/web/press-release-2015-05.html
URL2: http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20130411/ch3_5b_report.pdf