【ニュース・アメリカ】2013年の米国におけるR&D支出、国内総生産を上回るペースで増加

米国科学財団(National Science Foundation:NSF)傘下の米国科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)が発表した報告書「2013年の米国における研究開発費は増加し、国内総生産を遥かに上回るペース(U.S. R&D Increased in 2013, Well Ahead of the Pace of Gross Domestic Product)」から、2013年の米国の研究開発(R&D)支出総額は、前年比207億ドル増の4,561億ドルであることが明らかにされた。

米国におけるR&Dシステムは、企業、連邦政府、連邦政府以外の政府、大学、非営利団体など、様々な種類のセクタで構成されるが、2013年のR&D支出において最も大きな割合を占めたのは企業で、支出額は前年比203億ドル増で全体の71%に相当する3,225億ドルであった。

なお、1993年~2013年の間に企業によるR&D支出が全体に占める割合は68~74%となっている。それ以外のセクタは、大学が全体の14%に相当する647億ドル、連邦政府が全体の11%に相当する499億ドル、その他の非営利組織が全体の4%に相当する186億ドルなどとなっている。

 

National Science Foundation:U.S. R&D increased in 2013, well ahead of the pace of gross domestic product

地域 北米
アメリカ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 予算・財政
大学・研究機関の基本的役割 研究
統計、データ 統計・データ