大統領府は2016年7月19日、特に低・中所得層コミュニティにおいて、太陽エネルギーの利用アクセス増加と全米におけるエネルギー効率促進を目的とした省庁間パートナーシップ「クリーンエネルギー・フォー・オール・イニシアティブ(Clean Energy Savings For All Initiative)」を立ち上げたことを発表した。
本イニシアティブの下で提携する省庁は、エネルギー省(Departments of Energy:DOE)、住宅都市開発省(Department of Housing and Urban Development:HUD)、農務省(Department of Agriculture:USDA)、厚生省(Department of Health and Human Services:HHS)、退役軍人省(Department of Veteran’s Affairs:VA)及び環境保護庁(Environmental Protection Agency:EPA)である。
連邦政府は、同イニシアティブの下で、全ての家庭に対して太陽エネルギー利用を選択肢として確保し、エネルギー効率向上のための更なる手段を提供することになる。また、連邦政府は、州政府の関係省庁と協力し、低・中所得層家族に対して2020年までに太陽エネルギー1ギガワットを供給するとの目標を新たに設定した。
The White House:FACT SHEET: Obama Administration Announces Clean Energy Savings for All Americans Initiative