シュプリンガー・ネイチャー社(Springer Nature)とドイツ学術機関連盟によるDEALプロジェクトは、学術論文のパブリッシュ&リードに関する画期的なシステムについての交渉を大きく前進させた。これは、DEALプロジェクトのHorst Hippler代表、シュプリンガー・ネイチャー社の欧州の営業を統括するDagmar Laging副代表により共同で発表された。シュプリンガー・ネイチャー社とDEALプロジェクトは、遅くとも2019年中頃までの交渉成立を目指す。
両者は、交渉の中間段階として、コスト・ニュートラルによる2019年の現行契約の延長に再度合意した。これにより、複雑な契約モデルについての議論を結論付けるまでに必要な時間が確保される。また、シュプリンガー・ネイチャー社とDEALプロジェクトは、学術機関や研究者に対して、シュプリンガー・ネイチャー社のコンテンツへの継続的なアクセスを安定して提供することを目指している。
Hippler代表は次のように述べている。
「私たちは、2019年中頃までに、シュプリンガー・ネイチャー社とDEALプロジェクトとの最終的な交渉が成立することを確信している。2018年から2019年にかけてのコスト・ニュートラルによる延長は、両者の良好な関係を表している。」
Laging副代表は次のように述べている。
「過去数か月間、DEALプロジェクトとの交渉は大きく前進し、今やゴール直前である。両者が合意した現行契約のさらなる延長により、あらゆる関係者が旧体制から新体制へスムーズに移行できるよう、実際の施行に集中するのに必要な時間が与えられている。」
2018年12月4日
HRK:Springer Nature and DEAL: Considerable progress in negotiations
【ニュース・ドイツ】シュプリンガー・ネイチャー社とDEALプロジェクトが交渉で大きく前進
地域 | 中東欧・ロシア |
国 | ドイツ |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 政策・経営・行動計画・評価 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |
レポート | 海外センター |