2014年9月9日、イングランド高等教育財政会議(HEFCE)が発表した最新分析で、大学院資格保持者による大学院課程入学率が、過去12年間で33%から59%に上昇したことが判明した。大学は今後も大学院生数増加・規模拡大を目指して様々な取り組みを行うが、削減が続く助成金や国際的な競争のために厳しいものとなると予測されている。
またHEFCE委託により、オックスフォード大学が行った調査では、オーストラリア、イングランド、ドイツ、インド、ノルウェー、スコットランド、スペインそして米国における大学院の質、アクセス、そして就職率について、各国が同じような問題点を抱えつつも、教育文化や社会経済状況にあわせて異なったアプローチの仕方をしていることが判明した。国際的な競争が激化している中、少数からより多くの学生へと門戸を開き、数を増やしつつも質は保つという姿勢は各国共通であった。
URL1: http://www.hefce.ac.uk/news/newsarchive/2014/news88190.html