【ニュース・中国】「双非校」定員割れ 大学院推薦入学組は一般受験組の「パイ」を奪ったのか?(1)

 
 光明日報9月30日 学部の専門課程および推薦者選抜試験の成績で「双料第一(2冠)」に輝いた南開大学4年生の林悦依は、「当然のように」
同校の「推免保研」、つまり大学院への推薦資格を獲得する見込みだ。彼女のPCには、北京大学、厦門大学、中国科学技術大学、曁南大学の推薦募集
に関する資料が順番に並ぶ。

 
 「推免保研」は、少数の優秀な学部卒業見込者を無試験で大学院修士課程に進学できるよう推薦する制度だ。

 
 9月、各高等教育機関では大学院の推薦入学関連の業務が始まる。10月8日には、国の推薦プラットフォームが開放され、推薦希望者はアカウントを
作成して個人情報を入力し、募集状況をフォロー
する。

 
 大学院受験者数は目下、増加の一途をたどっており、2020年には341万人に達した。大学院生選抜のもう1つの重要なルートとして、高等教育
機関による推薦の割合は日増しに拡大している。大学院受験者が激増する中、推薦入学組は一般受験組の「パイ」を奪っているのだろうか。
推薦と統一試験では、どちらの制度が大学院教育の質の向上に有利なのだろう。

 


2020/09/30
澎湃新闻: “双非校”名额难求,推免生是否抢了考研生的“奶酪”?

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 入試・学生募集