【海外センターレポート・中国】カントリーレポート(中国・留学編)

【概要】
2020年の達成を目指す「留学生30万人計画」により日本への留学生の増加が叫ばれている。日本に滞在する留学生の約60%を占めるのが中国からの留学生である。しかし、この10年の動きをみると、中国人の海外留学のための出国者数は急上昇しているにも関わらず、日本への留学生数は横ばい、あるいは2012年以降には漸減の傾向が見られる。本報告書は、優秀な中国人留学生を獲得するための活動の現状を分析し、改善の方策を考察することを目的とする。
以下ではまず中国における留学に関する動向をマクロデータから眺めるとともに、中国人学生が留学に対して抱いている期待と要望の動向、および中国人学生・教員から出された意見・課題などを分析する。また世界および日本の留学生政策やその狙いを参照する一方、希平会や留学説明会を実施する現場近くの視点から見た留学生獲得の活動の現状を考察し、留学生獲得における課題と対策を考える。ここでは、学生が望む留学関係情報を提供するためのより良い方策を見出すことが喫緊の課題となる。本報告書では、その一助となることを目指して調査・分析を試みる。

なお、レポート全文はこちら(PDF)から閲覧可能。

(北京研究連絡センター)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化、学生交流
人材育成 入試・学生募集
統計、データ 統計・データ
レポート 海外センター