【海外センターレポート・ブラジル】ブラジル国内の優良大学に関する分析

本レポートでは、フォーリャ・デ・サンパウロ紙が集計した「フォーリャ紙大学ランキング2014」(Ranking Universitario Folha 2014)を参考資料として用い、ブラジルの10の優良大学について分析します(URL2_図1参照)。同ランキングは、国内の192の公立・私立大学を、学術研究(評点の42%)、教育の質(32%)、労働市場における評価(18%)、国際化(4%)、イノベーション(4%)の各基準で評価したものです(データは「URL1」から参照可能)。
同ランキングの上位10位の大学のうち、6大学が南東部に位置し、そのうち3大学が上位3位を占めています。3大学が南部に、1大学が中西部に位置します(※)。この状況は、前回のレポート(URL3)でもみられた通り、この国の全体的な情勢を反映しています。前回のレポートでは、調査研究グループの44%、学生/研究者の41%が、南東部に集中していることがわかりました。

(※)「フォーリャ紙大学ランキング」では、北東部の最良の大学としてペルナンブコ連邦大学が11位、北部で最良の大学としてパラー連邦大学が29位にランクインした。

(サンパウロ海外アドバイザー)

URL1: http://ruf.folha.uol.com.br/2014/oruf/comoefeitorankinguniversidades/
URL2: http://www-overseas-news.jsps.go.jp/pdf/kaigainews/201508_spo01.pdf
URL3: http://www-overseas-news.jsps.go.jp/%E3%80%90%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%80%91%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%81%AE/

地域 中南米
ブラジル
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
人材育成 研究人材の多様性
統計、データ 統計・データ
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