【概要】
日本の高等教育機関、特に大学においては「グローバルな社会で活躍できる人材の育成」が急務となっており、いずれの大学においてもカリキュラム改革や学生の海外留学の促進などいわゆる大学の国際化に取組んでいるが、外国籍教員や留学生の割合が低いこと、英語で学位を取れる大学が少ないことなど、グル―バル化、多様化といった視点では海外に比べまだまだ遅れが指摘されているのが現状である。
本報告書は、「日本の大学は学生に対し専門知識や技能に加え、実際に国際社会で力を発揮するための能力や資質をどう身につけさせ、社会に送り出せばよいのか」、「国際社会で必要な能力や資質とは何か」について、ワシントンDC という地の利を活かし、国際社会への貢献をミッションとし、多国籍な職場環境に勤務する国際機関等の邦人職員の方々が持つ具体的な経験や現在の課題について調査し、日本の大学でのグローバルな社会で活躍できる人材育成のあり方を検討する資料とする。
なお、報告書全文はこちらから閲覧可能。
【氏名】 吉村 幸恵
【所属】 関西学院大学
【派遣年度】 2015年度
【派遣先海外研究連絡センター】 ワシントン研究連絡センター