【ニュース・東アフリカ】東アフリカ高等教育共通区域の構想が直面している課題

2017年6月、タンザニアのザンジバル(Zanzibar)で東アフリカ大学間協議会(Inter-University Council of East Africa:IUCEA)のフォーラムが開催された。IUCEAとは統一的な高等教育計画を実施することを目的とした組織であり、ケニア、ウガンダ、タンザニア、ルワンダ、ブルンジが加盟している。独立を果たしたばかりの南スーダンは、現在IUCEAへの加盟手続きの最中である。

 

フォーラムでは、5月に承認された東アフリカ共同体高等教育共通区域(East African Community Common Higher Education Area)を円滑に実現するための課題として、大学によって異なるカリキュラムと教育の質、大学の不適切な財政状態、そして学位取得までにかかる期間などの問題が指摘された。

 

2017年7月18日

 

The PIE News:Hurdles ahead for East Africa’s Common Higher Education Area

地域 中東・アフリカ
ケニア、その他の国・地域
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国際交流 国際化