2017年5月20日、東アフリカ共同体(East African Community:EAC)の首脳は同地域を共通の高等教育区域とすることを宣言した。
これによって、ケニア、ウガンダ、タンザニア、ルワンダ、ブルンジの高等教育機関で学ぶ学生は、今年の年末までに同じ額の学費を支払うことになる。この措置は、高等教育の制度を一致させるとともに、域内での学生の移動性を高めることを目的とした計画の一環である。
これら五カ国は、域内で学費制度を一致させる計画の最終段階に取り組んでいる。この計画が実現すれば、年末までに国公立大学と私立大学の双方で同一の学費が設定されることになる。これによって、高等教育機関に対する公正な資金提供が可能となり、生産性も高まることが期待されている。
2017年6月23日
University World News:Five countries set to align university fees this year