財政部の肖捷部長は2017年12月23日、2012年から2016年、財政性教育経費と非財政性教育経費を含む全国の教育経費の総投入額が約17兆元に達した。財政の教育投資は更に拡大し、全国の教育経費は速やかに増大している、と発表した。
 
また、第12期全国人民代表大会常務委員会第31回会議で国務院による国家財政教育資金の分配と使用状況に関する報告を紹介し、財政戦略など経費の投入について説明した。なお、2012年から2016年の全国の教育経費において、2016年の投入額は3兆8,888億元で、2012年の1.36倍となり、年間平均伸び率は7.9％だという。
 
肖捷部長は、「国家財政性教育経費の支出割合は一般として国内総生産（GDP）の4％を下回らない」と述べ、財政性教育経費が主導的地位にあることを指摘した。2016年、全国財政性教育経費（主に一般公共予算と政府性基金予算が手配した教育経費などを含む）は3兆1,396億元で、2012年の1.36倍となり、年間平均伸び率は7.9％だった。全国教育経費の投入総額の80.7％を占め、対GDP比は2012年から5年連続で4％以上を維持している（2016年は4.22％）。　
 
2017年12月25日
 
新華社：五年来全国教育经费总投入累计接近17万亿元