【ニュース・中国】2020年ソフトサイエンス分野の世界大学ランキング発表 中国本土の高等教育機関6校がトップ100にランクイン

 
 高等教育評価機関である上海交通大学大学研究センターは8月15日、「世界大学学術ランキング2020」を発表した。世界をリードする1000の
研究型大学がランキングされ、中国本土からは計144の大学がランクインした。

 
 トップ100に入った中国本土の大学は、清華大学が29位、北京大学が49位、浙江大学と上海交通大学がそれぞれ58位と63位、中国科学技術大学と
復旦大学は初めてトップ100に入りそれぞれ73位と100位だった。

 
 トップ500には、北京交通大学・北京工業大学・中国地質大学(北京)・中国鉱業大学・広東工業大学・合肥工業大学・山東科技大学・
上海科技大学・華南農業大学・西南大学・西安電子科技大学の11大学が初めて選ばれた。またトップ1000には、福建師範大学・上海理工大学・
西安理工大学・青島科技大学・曲阜師範大学・中国鉱業大学(北京)・河北工業大学・遼寧工業大学・南京中医薬大学・東北農業大学・
上海師範大学・西南石油大学・浙江理工大学の13大学が初めて入った。
 
 上海交通大学大学研究センターの世界大学学術ランキング(ShanghaiRanking’s Academic Ranking of World Universities、以下「ARWU」)
は、2003年に初めて発表された世界初の総合的な世界大学ランキングであり、THE世界大学ランキング・QS世界大学ランキング・U.S.News世界大学
ランキングと並んで権威ある4大世界大学ランキングとして知られる。

 
 世界の大学では、今年もハーバード大学が18年連続で世界トップの座を維持し、スタンフォード大学が2位、ケンブリッジ大学が3位を保っている。
欧州大陸の大学では、新たに統合されたフランスのパリ・サクレー大学が最高位で14位、PSL研究大学とパリ大学がそれぞれ36位と65位である。

 
 アジア太平洋地域の大学の中では、日本の東京大学が最高位で26位にランクインしたほか、清華大学(29位)が京都大学(34位)を初めて上回り
アジア太平洋地域の2位を獲得した。オセアニア地域の大学では、オーストラリアのメルボルン大学(35位)が1位である。

 
 香港・マカオ・台湾地区では計24の大学がトップ1000にランクインし、そのうち10の大学がトップ500にランクインしている。香港中文大学は
101〜150位で、香港・マカオ・台湾地区において最高位、香港大学は151〜200位、中国医薬大学・香港城市大学・国立台湾大学・香港理工大学は
201〜300位にランクインしている。

 
2020年08月15日
 


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地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
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