【ニュース・中国】2019年国家自然科学基金改革の新しい措置を発表

 
2018年12月12日、国家自然科学基金委員会(National Natural Science Foundation of China: NSFC、以下NSFC)は、2018年国家自然科学基金委員会管理業務会議を北京西郊賓館にて開催、NSFCの主要役員や各局(事務所)の主要責任者そして31の地方科学技術庁の代表者および国内の50の主要支持機関(大学、科学技術研究機関)といった代表者が参加した。
 
NSFCの李静海主任は、『科学基金改革の深化による新時代の科学基金体系の構築』と題する大会報告を行い、NSFCが新時代に直面する挑戦や改革の背景、改革の要点、今後の展望を詳細に説明した。
 
NSFCの高瑞平副主任は、『支持機関の科学基金管理業務のさらなる強化に関する若干の意見』について講演し、支持機関は科学基金管理体系の重要な構成部分であると指摘した。
 
NSFC計画局の王長鋭局長は、NSFCの2018年の助成概況と今後の改革措置について紹介し、2019年の主な改革措置として、

  1. 重点プロジェクトと一部の学科のプロジェクトを4種類の科学問題属性に基づいた分類申請と審査を試行すること
  2. 聯合基金助成の新モデルの構築、
  3. 申請管理要求のさらなる簡略化、
  4. 科学研究の信頼構築の強化、

が含まれている。
 
NSFC財務局の張香平局長は、『科学基金資金管理に関する関連状況』と題して報告し、2018年のNSFCの予算執行と経費支給状況を詳細に紹介し、管理とサービスを最適化し、活力と効率を発揮すると同時に、最低ラインと秩序の管理を堅持し、科学研究活動の順調な実施を保護することを強調した。
 
2018年12月17日
 
青塔:2019年国家自然科学基金改革新举措出台【来源:本网】

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