【ニュース・中国】100校以上の大学が大学教育貧困脱却扶助委員会を共同設立

中国貧困扶助開発協会大学貧困扶助委員会(以下、「大学貧困扶助委員会」という)が2016年6月26日、北京で設立された。全国各地の106大学と団体が当委員会の理事となり、中国貧困扶助開発協会の指導を受ける初の大学による貧困扶助の社会団体となった。
大学貧困扶助委員会は、貧困地域の「4つのグループ」を対象に専門的なトレーニングを行うことで、「4つの支援」の実現を目指す。
第一に、貧困地域の教師を対象としたトレーニング、貧困地域の教育レベルの向上、教育資源の最適化、学生の資質能力の総合的な向上促進により、貧困の世代間連鎖を断ち切れるよう支援する。
第二に、貧困地域の民衆を対象とした技能トレーニングを行うことで、貧困地域の民衆が貧困から脱却するための技能向上を支援し、長期的効果が望めるシステムを構築する。
第三に、貧困地域の基層幹部を対象としたトレーニングを行うことで、貧困から脱却するための能力向上を支援する。
第四に、貧困地域の医療従事者を対象としたトレーニングを行うことで、当地域の医療・衛生水準の改善を支援する。

 

(2016.6.27:中国新聞網)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育