【ニュース・中国】重大ニュース:最新のESI中国大学総合ランキングトップ100(2018年11月)発表!

 
「基本科学指標データベース」(Essential Science Indicators:ESI)は11月15日、2018年11月最新ESIデータにデータベースを更新した。(統計期間は2008年1月1日-2018年8月31日)
 
ESIとは、科学研究業績の測定と科学発展の趨勢を追跡した基本的分析評価ツールのことで、クラリベイト・アナリティクス(元トムソン・ロイター知的財産・科学事業部)Web of Science(SCIE/SSCI)が収録する世界の1万2,000種類以上の学術雑誌の文献記録1,000万本以上を基に構築された算定分析データベース。
 
現在、ESIは世界中で大学や学術機関、国家/地域の国際学術レベルおよび影響力を図る重要な評価指標ツールの一つとなっている。
 
2018年9月に比べ、中国本土の大学のうち26大学28学科が新たにESIランキングの上位1%に入った。このうち中国科学院大学と厦門大学の2学科が新たにESIランキングの上位1%に入り、清華大学、上海交通大学、南京大学、山東大学、河海大学などの1学科も新たに上位1%に入った。
 
*今回新たに加わった学科については、青塔網から詳細なリストを見ることができる。
 
データから、今期(2018年11月)のESI大学総合ランキングのトップ100校が前期(2018年9月)に比べて前進していることが明らかである。
 
各大学のうち、近年急速に発展している中国科学院大学が突出、国際ランキングは90位となり、再び北京大学を上回って中国本土の大学でトップとなった。中国科学院大学は近年、各指標で優れた成績を上げており、これは同大学独特の特色ある科学教育融合モデルが科学研究教育分野で成功していることを反映している。なお、この設立間もない大学は、中国で科学に最も近い大学と言われている。
 
この他、中国科学院大学、北京大学、清華大学、浙江大学、上海交通大学、復旦大学の6校が国際ランキングトップ200に入っている。
 
2018年11月18日
 
青塔:重磅:最新ESI中国大学综合排名百强出炉(2018年11月)!

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
統計、データ 統計・データ
レポート 海外センター