【ニュース・中国】西湖大学の設立が承認、世界一流を目指す

 
西湖大学は設立の批准を教育部より正式に受けた。これは民間資本の国家が重点的に支持する新型大学が浙江省杭州市に正式に設立されたことであり、発展段階に入ったことを示す。西湖大学の提唱者の一人で中国科学院院士でもある西湖高等研究院の施一公院長は、「西湖大学の設立は、我が国の世界一流の新型研究型大学創設における空白を埋めるものであり、中国の特色を持つ、そして世界一流レベルの研究型大学になるよう力を注ぐ」と述べた。
 
西湖大学は非営利の高等学校として、「高地点からのスタートかつ精鋭な研究型」の学校運営を定め、博士課程生教育の展開から始め、時機を見て本科生教育へ展開し、将来的には5,000名までの全日制在校生とする計画である。西湖高等研究院は理学、最先端技術、生物学、基礎医学の4つの研究所を基礎とし、理学院、工学院、生命科学学院を設立し、理学、工学、医学の3つの学科分野をメインにさらに学際学科に特に力を入れ、重大革新プラットフォームを設立し、基礎研究と最先端技術のオリジナル革新における進展を目指す。
 
学校は科学研究と人材育成を一体化し、最先端科学と技術分野の高級人材の育成の双方に力を入れる。また、その他基金による学費支援も制度も取り入れる。他にも教員は世界水準の資質を持つ、1,000人計画に採用されるような者を採用するという。
 
2018年4月3日
 
中国教育報:教育部发函同意设立西湖大学

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
レポート 海外センター