【ニュース・中国】清華大学が中国の大学の「大金持ち」、科学研究費が40億元近く

2014年11月18日、上海交通大学の世界一流大学研究センターが2014年「中国両岸四地大学ランキング100」(略称「両岸四地ランキング」)を発表した。清華大学(北京)が4年連続で最上位となった。両岸四地ランキングの上位2位は共に清華大学。1位は北京の清華大学で、2位は台湾新竹の清華大学だった。
「運営経費」総額の上位10位のうち、8校が中国大陸の大学で、前年より2校増えた。うち、清華大学(北京)は82億元の金額で堂々の首位に立ち、浙江大学、華中科技大学、吉林大学、中山大学(広州)、武漢大学といった上位10位に入った大学が、「運営経費」も比較的大幅な伸びを示した。
「科学研究費」の面では、総額の上位10位のうち中国大陸の大学が計8校で、首位の座を占めたのはやはり40億元近い科学研究費を有している清華大学(北京)。しかし、教師の1人当たりの平均「科学研究費」で上位10位のうち、中国大陸はわずか3校だった。
註:中国両岸四地は中国大陸、台湾、香港、マカオという4地の略称。

(2014年11月18日 Science Times/中国科学報)

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