【ニュース・中国】清華大学、テルアビブ大学とクロス・イノベーション・センターを共同設置

清華大学とテルアビブ大学は2014年5月20日にイスラエルの海辺都市・テルアビブで「清華大学・テルアビブ大学イノベーションセンター協定」に調印し、双方の学際的イノベーションセンターの共同建設を正式に始動した。協定に基づいて、当センターは清華大学を主体とし、テルアビブ大学にサブセンターを設立し、また両校で学科における学際実験室を同時に設置する見通しである。センターの研究はエネルギーを中心として、国際社会に広く注目されるナノテクノロジーを初期の研究分野とし、グローバルに直面する重大な課題に対応するために研究の重点を幅広い研究分野に拡げてゆく予定だ。
清華大学の陳吉寧学長は以下のように述べている。
「今回清華大学とテルアビブ大学の両校が学際的イノベーションセンターを共同設立した趣旨は、大学間の深いレベルの交流を推進し、伝統的な学科の限界を打ち破り、グローバルなイノベーション新モデルを探求することにある。当センターは世界中からイノベーションに関する研究や教育に尽力する学者と専門家を誘致し、イノベーションに関するコミュニティを確立する予定である。また先端技術のイノベーション研究に対し、学者と企業家とが連携し、共同で学生指導にあたり、研究成果を先端科学技術の応用成果に転化させていく予定である。」

(2014年5月21日 中国新聞網)

地域 中東・アフリカ、アジア・オセアニア
中国、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
国際交流 国際化