【ニュース・中国】海外メディア:北京大学がオックスフォードにキャンパス設立へ「勇気ある一歩」

イギリス紙『ガーディアン』は2017年4月6日、「メディアの報道によると、国内意識はさておき、北京大学の匯豊商学院が来年初めにオックスフォードに分校を設立する。」といった文章を掲載した。それによると、新キャンパスはオックスフォードの荘園内に設立される予定で、同学院はここを880万ポンドで購入したという。そこは19世紀に建てられた荘園で、かつてはヘンリー 8世伯爵邸だったという。また、北京大学側は、オックスフォード校のカリキュラムは主に「中国経済、金融市場、企業管理の専門知識」を主にすると称しており、北京大学匯豊商学院オックスフォード校とオックスフォード大学とは無関係だと伝えている。
きくところでは、北京大学が「夢のトップクラスの町」への進出を決めたのは、北京に中国トップクラスの大学の世界的地位を向上させるという壮大な計画があったからだという。統計によると、現在北京大学は世界ランキング29 位で、科学研究施設を整備し、海外トップクラスの大学から教員を募集し国際地位を高めるため、中国政府が北京大学に10億元を拠出した。
北京大学にとって、オックスフォード校の設立はまぎれもなく勇気ある一歩であり、過去100年にわたって世界に遅れを取ってきたことを考えると、これは中国の大学教育発展の重要な一里塚だと言えるだろう。

 

2017年4月7日

 

中国教育和科研計算机网:外媒:北京大学跨出“勇敢的一步” 将在牛津建校区 [来源/環球時報]

地域 西欧、アジア・オセアニア
イギリス、中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
国際交流 国際化