浙江省杭州市は2018年2月27日に、「10年をかけ“名校名院名所”建設プロジェクトを実施し、国内外で重要な影響力を持つ高水準の大学と科学研究機関の建設誘致を行う。」と発表した。
 
このうち、世界一流大学が創設する独立法人の中国・外国提携大学を1校、国内一流大学が杭州市に創設する分校やキャンパス又は大学院5校以上を誘致、高等教育レベルの非独立法人の中国・外国提携学校運営機関、又は中国・外国提携学校運営のプロジェクト20件を誘致して設立するという。
 
また、国内外の良質な高等教育と科学研究資源、又は世界トップ500社を誘致し30の高水準の科学研究機関を建設するという。国家「双一流（世界一流大学・一流学科）」構築大学、世界ランキング上位100位以内の世界一流大学、及び全国学科評価で上位5位以内、又は世界ランキング上位20位以内の学科を重点誘致するという。
 
杭州市は“名校名院名所”建設プロジェクトについて、この先10年更に資金を投入し、異なる誘致プログラムに対して市や区（県）クラスの財政から前半5年分の資金、その内誘致する国内の大学の分校やキャンパス、大学院と非独立法人の中国・外国提携学校運営機関に最高で2,000万元を、また、誘致する科学研究所には最高3,000万元を補助として与えるという。
 
2018年2月28日
 
科学网新闻：杭州将引进建设一批“名校名院名所”［来源・中国青年报］