2020年7月5日正午で締め切られた高等教育機関への志願者は前年比7%増の94,604名となり、最多であった2016年の94,744名に並ぶほどとなった。COVID-19により志願者数の増加が予見されていたため、数週間前に政府と国会は全会一致で新たに5千名分の教育機会創出のための予算措置を決定していた。
最も志願者が多かったのは社会教育(福祉)コースであり、5,910名であった。次いで看護コースには5,112名の応募があり、社会福祉関連の5コースに全体の19%の応募があった。
高等教育科学省のAne Halsboe-Jørgensen大臣は「これほど多くの志願者がいることは、個人レベルのみならず社会全体の観点からも喜ばしいことである。政府は社会福祉の充実を進めており、社会福祉関連の職種はデンマーク社会で中心的な役割を担っている。」と語っている。
Ministry of Higher Education and Science:
Increase in the number of applicants for places in higher education