2020年7月7日、スウェーデン政府は、COVID-19による失業問題と社会人教育に対応するための教育プログラム拡充を目的として、スウェーデン農業科学大学(SLU)に対して追加的財政措置を行うと発表した。
スウェーデン農業科学大学に対してはすでに失業問題に対応する教育プログラムとして330万スウェーデンクローナ (約4千万円)の追加予算が措置されているが、今回の決定により2021年以降恒常的に660万スウェーデンクローナ(約8千万円)措置されることになった。
さらに、本年限りであるが、スウェーデン農業科学大学は社会人教育プログラムでも170万スウェーデンクローナ(約2千万円)措置される予定である。これにより、多くの社会人が短期の教育訓練プログラムを受講し転職に向けた準備が可能となる。
教育研究省のMatilda Ernkrans高等教育・研究担当大臣は「経済・労働市場に対する新型コロナウィルスの影響によって、多くの人が社会人教育に関心を寄せている。これまでに我々が行ってきた教育投資によって、コロナ後の安心した未来の可能性を感じられるであろう」と語っている。
Government of Offices of Sewden:
The Government decides on an additional investment in the Swedish University of Agricultural Sciences (SLU) in view of COVID-19