中国の全国大学統一入試を直前に控え、教育部は2017年6月5日、各地の公安機関に摘発された大学入試カンニング事件を公にした。教育部は「受験生は真摯な姿勢で試験に臨まねばならない。いったんカンニング行為が発覚した場合、その受験生は当年の受験と入学資格が取り消され、1年間から3年間国家の教育関連試験を受験できなくなる。また、犯罪行為に至った場合、公安機関により法に基づいて厳重に処分される」と広く注意を促している。
また、同日に教育部は各地の公安機関で検挙に成功した大学入試に係る犯罪についても状況を公開した。重慶ではネットやアプリでの不正で容疑者9名を逮捕、そのほかにも四川、貴州、江西、雲南、吉林など10省で14名が逮捕されている。

2017年6月6日

中国教育和科研計算机网：教育部：高考作弊考生最高禁考三年　[来源／光明网－北京晨报]