農村教員のチーム作りに更に力を入れ、定年退職後の教員とその素質を十分に活用するため、このほど教育部と財政部は共同で『シルバー人材の講義計画実施方案』を発表。この方案は優秀な定年退職後の校長・教員や研究員・高レベル教師等を公募し、農村の義務教育学校で講義を行いモデルとなり、都市部と農村部との教育の格差をなくし、バランスのとれた発展を促進していくものである。

2018～2020年で10,000名の講師を募集する予定で、2018年秋には河北省、江西省、湖南省、広西チワン族自治区、四川省、雲南省、甘粛省、青海省の8つの省で先行実施するという。
方案は “中国の特色ある社会主義” 思想と共産党第19回党大会の精神を貫徹定着させるために、シルバー人材の講義計画によって農村の教育水準・人材育成・管理能力の向上、人材不足の緩和を図る。また応募には65歳以下の優秀な定年退職した校長、教員、研究員、高レベル教師で、政治的信頼性、教員としての資質、業務に真摯に取り組む姿勢、健康、教育経験の豊富さ、等といった要件もある。

2018年7月20日

中華人民共和国教育部：教育部财政部实施银龄讲学计划 3年招募万名退休教师到农村讲学　[来源／教育部]