このほど教育部は、全国大学思想政治作業会議の精神を徹底し、理想と信念、道徳情操、着実な学識そして仁愛を持った大学院生指導教員チームを養成するための『大学院生指導教官の立徳樹人（道徳重視の人材育成）への職責の全面実施に関する意見』を発表した。
 
『意見』では、

• 指導教員に大学院生を育成する第一責任者であることの自覚を要求し、また、社会主義的学校運営という方向性を堅持し、そして、教育する側と受ける側の意思を一致させる、言葉の指導と実際の指導を一致させる、学問への潜心と社会への関心を一致させる、学術の自由と規範を一致させることを堅持し、徳を以て身を立て、徳を以て学を立て、徳を以て指導するべきと指摘した。
• 大学院生指導教員の基本的資質の強化を要求し、また、しっかりした政治的資質を持つこと、教員の高い徳と風格を持つこと、業務にしっかりと精通していること、これらが大学院生指導教員の必須三大基本資質要件だとした。
• 大学院生指導教官の立徳樹人（道徳重視の人材育成）の職責を明確にし、具体的には、大学院生の思想・政治的資質の向上、大学院生の学術や実践におけるイノベーション能力の育成、大学院生の社会的責任感の強化、大学院生の学術の道徳規範の厳守に対する指導、大学院生の育成条件の最適化、大学院生へのケア等も指摘した。
• 指導教員への評価・奨励制度も整え、評価・審査制度も整備する。大学院生の指導部門が指導教員の立徳樹人（道徳重視の人材育成）を評価・審査した結果は、採用や昇給といった人事的処置にも及ぶとしている。

 
2018年2月9日
 
中国教育和科研计算机网：教育部印发《关于全面落实研究生导师立德树人职责的意见》［来源：教育部］