【ニュース・中国】復旦大学上海医学院、新型コロナウイルスとの戦いという生きた政治思想教材活かす(3)

 
力を合わせて人材を育て、コロナウイルスとの戦いの経験の火を絶やさない

 
 政治思想教育をどのように深化し、心に届けて現実に向かわせるか?復旦大学上海医学部の基礎医学課と臨床医学課から第二教室の講座と
フォーラムまで、各種授業と政治思想教育は同じ方向を向き、力を合わせて人材を育成している。オンライン・オフライン、校内・校外を問わず、
全方位的に、途切れない「(全員・全過程・全方位の3つの『全』で)人を育てる」という新たな枠組みが形成されつつあり、ウイルスとの
戦いの経験は輝き続けている。

 
 復旦大学図書館の医学館では、拇印で一杯の志願書・コロナウイルスとの戦いの証拠である医療隊の服・手術服・シフト表・診療日記など
約500点の貴重なコロナウイルスとの戦いの足跡が、戦いの生きた瞬間を再現しており、第二の教室の人材育成の土壌となっている。
見学した学生はコメント欄に以下のように記している。「彼らは私たちが科学研究を進む道を常に照らしてくれる光明だ」

 
 人材育成の陣地に共産党の旗が高々と翻っている。ウイルス感染が拡大していた時期、復旦大学上海医学部党委員会は党員教育をおろそかにせず、
党活動を中断することなく、特殊な時期における「感染症」を党の授業に活用した。医療スタッフから医学従事者、更には教師や学生まで、みな党
の授業における学習者であり教師でもあった。

 
 華山医院湖北省救援医療隊の総指揮者である馬昕華山医院副院長は復旦大学上海医学部に呼ばれて、ウイルス感染対策をテーマに党の授業を行った。
馬副院長は、武漢の同済医院光谷院エリアのICU治療室において、最初にICUに入ったのも最初の患者を収容したのも最初に挿管手術を行ったのも
皆共産党員だった。

 
 なぜなら「党員だから率先してやる」からと語った。中山医院呼吸科専門医で湖北省支援医療隊隊員だった劉子龍医師は前線で入党したが、彼は
党の授業の「初心共有会」で、「危険なときには責任を持って担当し、党と国家が必要とする場所に行くことを熱望している」と語った。
 
2020年08月10日
 


澎湃新闻: 光明日报头版:复旦大学上海医学院,用好抗疫这本思政教材

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
社会との交流、産学官連携 社会貢献