「コロナ前の生活にはもう戻れないし、戻るべきではない。この流れに順応し、ポストコロナの教育改革を全面的に推進し、深化させ、中国の
新たな発展段階に適した教育モデルを構築しなければならない」。先般、「第5回教育シンクタンクと教育ガバナンス50人円卓フォーラム」で、
華中師範大学共産党委員会の趙凌雲書記は、新型コロナウイルス感染拡大期間における教育の10大変化について総括し、このように強調した。
「第5回教育シンクタンクと教育ガバナンス50人円卓フォーラム」は、華中師範大学国家教育ガバナンス研究院、長江教育研究院、北京中関村
インターネット教育イノベーションセンターの共同主催により開催された。フォーラムでは、全国各地から集まった多くの有識者が「ポストコロナ
時代の教育シンクタンクと教育ガバナンス」というテーマで意見や見解を述べ、提案を行った。
湖北省教育庁党組書記兼庁長の陶宏氏はフォーラムで、ポストコロナ時代の教育ガバナンスを推進するためには、中国の大地に根ざした教育の堅持
と対外開放推進の融合など5つの融合を実現しなければならないと主張した。また、国内大循環という重要な結節点と国内・国際双循環との戦略的連携
を積極的に図っていくためには、教育における自信を固めるとともに、対外開放を確固たるものとし、グローバルな視野を持つハイレベルな国際型
人材の育成を早急に進めなければならないとした。
2020/11/10