2015年3月24日、中国科学技術部は2015年党風廉政建設（清廉な政治を行う党風樹立）と反腐敗闘争に関する会議を開催し、今年の仕事・任務を全面的に配置した。
科学技術部党組織書記の王志剛副部長は、科学技術部の2014年党風廉政建設と反腐敗闘争の仕事について総括し、2015年の科学技術部の党風廉政建設と反腐敗の仕事をしっかりと実行することについて、以下の6つの面を重点的に取り上げた。

1.習近平総書記の党風廉政建設と反腐敗闘争に関する重要な論述を真剣に学習、貫徹し、共産党中央の党風廉政建設と反腐敗の仕事における重大な戦略的意思決定や配置を全面的に貫徹・実行すること。
2.政治規律・ルールを更に厳正にすること。
3.中央八項（※１）の規定精神を実行し、「四風（形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢主義の4つの気風）」へ是正を止まることなく行うこと。
4.科学技術管理改革を深め、廉政リスクの防止を推進すること。
5.指導幹部に対する管理と監督を強化し、科学技術部党組織の幹部への「五不準（五つの禁止事項）（※２）」要求を厳しく実行すること。
6.規律・法律違反事件に対する取り締まりを強化し、特定巡視を行うこと。

全国政治協商会議の副主席である科学技術部万鋼部長は、2015年科学技術部の腐敗反対・清廉潔白提唱の仕事について、以下の４つの要求を提起した。

1.法律による行政を断固として推進し、機能転換を強化すること。
2.科学技術体制改革を揺るぎなく深めること。
3.腐敗処罰、「四風」是正を揺るぎなく実行すること
4.共産党中央と国務院による重大な戦略的意思決定・配置の実行を揺るぎなく推進し、職務に励み、業績達成を成し遂げること。

※１：中央八項･･･2012年12月4日に中国共産党中央政治局会議で採択された勤労・勤勉、節約の励行、住居、車両手配等の服務規定への厳格な執行等を含む規定

※２：五不準･･･中国共産党党員指導幹部が清廉に政治を行うための五つの禁止事項。職権を利用して経営活動において私利を図ること等の禁止事項を含む。

（2015年3月30日　中央紀律検査委員会・監査部ウェブサイト）