台湾教育部は2015年7月2日、大学・大学院の大陸部学生募集における定員枠を発表した。大学・大学院の大陸部学生募集連合委員会(以下、「委員会」という。)によると、今回、台湾の大学に出願した大陸部の学生数は4,817人に達し、過去最高を更新したという。
委員会は、今回の募集実施大学135校のいずれにも出願者がいたことは初めてだと発表した。台湾の教育主管部門は2011年に私立大学の大陸部学生向けの募集を開始し、昨年から公立大学の大陸部学生向けの募集を開始した。出願人数も2013年の2,711人から4,512人に増加した。
大陸部学生の志望専攻・学部のランキングによると、志願者数が最も多かった大学は順に淡江大学、銘伝大学、逢甲大学、中国文化大学だった。
大陸部学生の志望専攻・学部のランキングは、財務金融、電子工学、企業管理、外国語文化の順となっており、数年前とほとんど変わらなかった。出願総人数の3分の2は浙江省、福建省出身の学生で、そのうち浙江省の出身者が最多の1,746人だった。
(2015年7月3日 新華網)