【ニュース・中国】中国の修士課程学生の募集数が年平均6%増:女子学生が徐々に主流に

 
2017年12月20日に発表された『2018年全国大学院生募集データ調査報告』によると、近年来、中国の修士大学院生の募集規模は、毎年ベーシックに約6%前後の伸びを維持しており、とりわけ女子学生の合格率が、2007年の48%から2016年には55%に増加しており、しばらくはこの傾向がつづくと思われるという。
 
『報告』によると、修士課程への出願数と難易度は少し下がり、3:1程度。また、2016年の全国の出願数は59万人でうち工学系が最も多い。
 
中国教育ネット枠のデータによると、2018年の出願分野は金融、会計、行政管理、法律、企業マネージメント、看護、AIといったところが多い。また、データには教育部直属大学で半分以上の学生の国内進学率は30%以上に達していることがあがっており、大学卒業者数が年々増加し、本科卒業後も引き続き大学院に進学して学問を深めることが多くの学生の選択肢となっていることが見受けられる。
 
2017年12月22日
 
中国新聞網:调查报告称中国硕士招生年均增幅6%:女生渐成考研主流
 

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の多様性
レポート 海外センター