【ニュース・中国】中国の「抜尖計画」が4,500人以上の卒業生を育成

 
西安交通大学でこのほど開かれた「基礎学科抜尖学生育成試験計画(抜尖計画)」2017年度学術フォーラムで、2009年の試行開始以降、「抜尖計画」が4,500人以上の卒業生を輩出したことが明らかになった。
 
同計画は教育部が「銭学森の問」に答え、21世紀の傑出した科学者を育成するために打ち出した優秀人材育成計画だ。教育部が中国共産党中央委員会組織部、財政部と共同で2009年に実施を開始したもので、北京大学、清華大学、西安交通大学など20校の大学で施行されている。
 
学部学生の育成数でいえば、現時点で計8,700人以上となり、卒業生の4,500余名のほか1期から4期までの卒業生のうち、96%の学生が大学院へ進学、その中の65%の学生がトップ100の世界有名大学で、10%の学生はトップ10の世界トップレベル大学で研究活動をしている。同計画は有用な人材の育成率が高く、高い能力を持つ人材の育成率が高い段階的目標を基本的に実現したものとみなしている。
 
2017年12月4日
 
中国青年報:我国“拔尖计划”已培养毕业生4500余名
 

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証
レポート 海外センター