第8回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)教育交流週間が2015年8月3日、貴州省貴陽市で開幕した。中国教育部の袁貴仁部長は開幕式で、中国の大学はASEAN加盟国すべての言語のカリキュラムを設置しており、ますます多くの学生が相手の言語や文化を互いに勉強するようになっていると述べた。
袁部長の話によると、2014年時点で、ASEAN加盟国にいる中国人留学生の数はおよそ12万人で、中国にいるASEAN加盟国からの留学生は7万人に達している。中国の大学はASEAN加盟国すべての言語のカリキュラムを設置しており、ASEAN10カ国には孔子学院30校、小中学校の孔子課堂30ヵ所が存在するという。
中国は現在、2016年を中国・ASEAN教育交流年に定めることをASEAN各加盟国と積極的に交渉中である。中国は全方位的で多分野にわたる交流、ASEAN諸国との留学生相互派遣の継続的拡大を図る方針である。
(2015年8月5月 新華網)