中国教育部はこのほど記者会見を行い、「一帯一路*」の共同構築推進に関する教育プログラムの関連状況を紹介した。目下、中国と24の「一帯一路」沿線国とで学歴・学位相互認証協定を調印している。

沿線国における言語疎通ついて、教育部と北京外語大は協定を結び、2018年には94種類の外国語専門課程を設置することとした。沿線国との国民意識の疎通において、中国は国や地域別に研究を展開することに重点をおき、国としての専門課題141項目のうち、70が「一帯一路」に関するものとなった。

「シルクロード」留学推進プログラムの実施において、中国は2016年に国別地域研究人材226人を選び、34ヶ国に派遣した。また908人を非主流の37言語の地区へ派遣し研修させている。同時に「シルクロード」中国政府奨学金プログラムを設立し、毎年沿線諸国に3,000人以上の奨学金受給者割当を提供している。
「シルクロード」大学共同運営推進プログラムの実施において、教育部の統計によると、現在までに 中外共同運営機関・プロジェクト2,539件が審査を経ており、それには本科課程以上のプロジェクトと教育機関1,248件及び928の高等職業学校・高等専科学校に属するプロジェクトと教育機関928件が含まれている。

*一帯一路･･･2014年11月に中華人民共和国で開催されたアジア太平洋経済協力首脳会議で、習近平総書記が提唱した経済圏構想。「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」の2構想を指す。

2017年5月8日

中国教育和科研計算机网：我国与24个“一带一路”国家互认文凭　[来源／北京日報]