クアクアレリ・シモンズ(QS)は1990年設立の教育・キャリアアドバイス会社で、每年「QS世界大学ランキング」をはじめとする複数の高等教育
関連ランキングを発表している。その「QS世界大学ランキング」と「THE世界大学ランキング」、そして「世界大学学術ランキング」が最も影響力
のある世界3大大学ランキングとされている。
米英の大学ランキングは下落
イギリスのオックスフォード大学は5年連続THE世界大学ランキングの首位の座をキープしている。2位と3位はアメリカのスタンフォード
大学とハーバード大学。THEの分析によると、トップ200のうちアメリカの大学の数が昨年より4校減り、中間位置にランクインする米中の大学
の採点も初めて同一水準に近づいたという。アメリカの大学は依然トップ10の多数を占めているとは言え、順位が下降傾向にあるという事実は
隠すことができない。
THEはランキング201~300位に入っている米中の大学の数をグラフにしたものも発表しているが、それによると、2016年から2021年に
かけて中国は世界の知識経済における実力が絶えず強大化しているが、アメリカは徐々に下降傾向が見られる。
イギリスの大学にも同様の状況が生じている。イギリスのトップ20の大学のうち、昨年より順位が上がったところはわずか5校しかなく、
200位以下のランキングでは下降傾向にある。
2020/09/06 央視新聞: 中国高校世界排名大幅攀升,外媒:中国正成为亚洲教育强国