出版社のエルゼビアがこのほど発表した2014年の世界高被引用論文著者リストに、清華大学の学者101人の名前が掲載された。
2014年の中国人高被引用論文著者リストの研究データは、エルゼビア傘下のデータベース、「 Scopus(スコーパス)」に基づいて作成された。スコーパスは世界最大級の同業者評価による学術論文索引・抄録データベースである。
高被引用論文著者は筆頭著者・責任著者として発表した論文の被引用数が、中国（大陸部）のすべての研究者の中でトップレベルにある。高被引用論文著者リストへの入選は、その学者が研究分野で世界的な影響力を与え、その科学研究成果が同分野の発展に比較的大きく貢献したことを意味する。今回のランキングリストには、中国の社会科学、物理、化学、数学、経済などの38学科から、世界で最も影響力を持つ中国人科学者1651人 が入選した。

（2015年2月18日　科学日報）