例年なら今頃、留学市場は最盛期を迎えている。しかし2020年は特殊な年で、いつもなら7月初め、何千組もの来場者が殺到する留学教育展に
今年はわずか数十組の客がまばらに訪れただけだ。留学市場はようやく回復の兆しが見られるものの、相変わらず冷え込んでいる。
事業を始めて8年になる全国国際教育全産業連鎖プラットフォームの創設者である李さんは「今年のシーズンは望みがない。生き残ることが
最も重要だ」と言う。海外での新型コロナ感染症の蔓延は、留学市場および産業界全体に史上空前の危機をもたらした。数日前、アメリカ合衆国
移民関税執行局(ICE)は留学ビザについての新たな規制を公布し、留学市場に再び注目が集まっている。
コロナ禍で留学市場は一体どのような打撃を受けたのか。また、海外では感染状況はそれぞれ抑制され、間もなく新学年が始まる時期に
ポストコロナ時代の留学市場にはどのような新たな動きが現れているのか。紅星新聞は複数の業界関係者に話を聞いた。
2020年07月02日