ロイターがこのほど発表した最新の「アジアで最もイノベーション力のある大学ランキングTOP75」で、中国の大学が27校、韓国の大学が20校ランクインし、主導的地位を占めた。
 
一位は韓国のKAIST（Korea Advanced Institute of Science & Technology）、二位は日本の東京大学、続き韓国のPOSYECH（Pohang University of Science & Technology：POSTECH）。
 
中国の大学としてランクインしたのは27校（香港の大学3校を含む）。今年新たに、中国鉱業大学（第56位）、山東大学（第67位）、アモイ大学（第74位）がランクイン。前年に引き続いてランクインした中国の大学のうち、15校が順位を上げており、中でもアップ度が顕著だった大学としては復旦大学が9位上昇し第17位、華東理工大学が10位上昇し第33位、西安交通大学が9位上昇し第53位となった。清華大学（第5位）がランキングに入った中国のリスト上最高位、前年から順位を1位上げた。
 
欧州や北米と異なり、アジア太平洋地域の大学のランキングは比較的安定しているが、一方、ロイターの今年の「ヨーロッパで最もイノベーション力のある大学ランキング」では、15校が新たにランクインする結果となっているようだ。
 
東京大学は2017年より1位上昇しての2位。韓国のソウル国立大学校は2位下降しての4位。6位以下は日本の大阪大学、京都大学、韓国の成均館大学、日本の東北大学、シンガポールのシンガポール国立大学と続く。
 
2018年6月5日
 
科学網新聞：亚洲最具创新力大学榜单：中国27所高校入榜［来源：科睿唯安］