【ニュース・ルワンダ・イギリス】ブレア元首相、ルワンダが中所得国になるためには教育制度の改善が必要と語る

 
イギリスのトニー・ブレア(Tony Blair)元首相が、今後30年間のルワンダの開発に関するパネル・ディスカッションに参加した。同氏は、トニー・ブレア・グローバル変動研究所(Tony Blair Institute for Global Change)の業務の一環として、ルワンダに滞在している。ルワンダのキガリ(Kigali)で開催されたこのイベントには、ブレア氏のほかにオックスフォード大学教授で経済学と公共政策を専門とするポール・コリア―(Paul Collier)教授も参加した。
 
ブレア氏は、ルワンダが中所得国になるためには教育制度を改善し、国際社会でより良い地位を占める必要があると語った。また、ルワンダが中所得国の地位に達することは可能だが、複数の分野のあいだで調整する必要があるとも述べた。ブレア氏によると、グローバル企業に対して必要なスキルを備えた人材を用意できると保証する水準まで、教育制度を改善し、合理化する必要があるという。
 
2018年2月15日
 

地域 西欧、中東・アフリカ
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