アメリカ、ルワンダ、ウガンダ、南アフリカ、タイから参加した約400名の健康な成人を対象として、APPROACHと呼ばれるHIVに対する実験的レジメンが実施された。彼らはランダムに選出されたボランティアであり、7つのうちのひとつの実験的レジメンかプラシーボ薬を与えられた。このレジメンの忍容性は良好であり、初期臨床試験において免疫反応を引き起こしたとされる。
アメリカの国立衛生研究所(National Institutes of Health)は発表のなかで、この発見によって、HIVに感染する危険がある女性に対するワクチンの安全性と有効性を評価することを目的とした大規模な臨床試験を南部アフリカで実施するかどうかが判断されることになる、と述べた。
2017年7月26日
The New Times:Experimental HIV vaccine regimen elicits immune responses in early trial