アメリカのカリフォルニア州立大学で国際ジェノサイド会議(International Conference on Genocide)が開催された。3日間行われたこの会議は、「世界各地のジェノサイド―課題、対応、アカウンタビリティ」をテーマとしており、500人以上が出席した。
この会議の期間中、ルワンダのジョンストン・ブシンゲ(Johnston Busingye)司法大臣・司法長官が講演をおこなった。ブシンゲ氏はこの講演のなかで世界各地の30校以上の大学と研究機関に対して、1994年にこの国で起こったツチ(Tutsi)のジェノサイドについて学生に詳細に教えるよう求めた。同氏によると、若者に当時ルワンダで何が起こったのかを理解してもらうとともに、このような残虐な行為が二度と行われないようにするためには、こうした教育が重要だという。
2018年11月2日
The New Times:Global universities urged to offer courses on Genocide against the Tutsi
【ニュース・ルワンダ・アメリカ】ルワンダ司法長官、世界各地の大学に1994年の虐殺について講義を提供するよう要請
地域 | 中東・アフリカ、北米 |
国 | アメリカ、その他の国・地域 |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
その他 | その他 |
レポート | 海外センター |