【ニュース・ルワンダ】ルワンダ大学生、学内施設の不十分さを非難

 
ルワンダ大学(University of Rwanda)のアニマルサイエンス・獣医学部(College of Animal Sciences and Veterinary Medicine)の学生らは、適切な実験室と施設が整備されておらず、教育の質の低下を招いているとして、大学当局を非難している。大学の教員と学生によると、同学部では実習を定期的に行うのが難しい状況だという。食品科学を専門とする同大学のアナスタス・キモニョ(Anastase Kimonyo)教授は、適切な実験施設が整備されていないために理論的な講義が中心となり、教育の質の低下につながっていると指摘した。関係者によると、この問題の影響を受けている学生の人数は3,000人以上だという。
 
この問題は、教育省の職員がムサンゼ県(Musanze District)のブソゴ(Busogo)に位置する同学部の農学・食品科学研究科(School of Agriculture and Food Sciences)のキャンパスを訪問した際に、提起された。この研究科は、アニマルサイエンス・獣医学部を構成する三つの研究科のうちの一つである。
 
2018年2月15日
 

地域 中東・アフリカ
ケニア、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
レポート 海外センター