ルワンダの技術・職業教育訓練（Technical and Vocational Education and Training：TVET）プログラムで新しいアプローチが採用されたことによって、建設業界におけるスキルギャップの問題の解決が期待されている。二重トレーニング（duo training）と呼ばれるこのアプローチは、全体のうち半分の時間を教室での学習に充て、あとの半分の時間で実地の技能習得に努める、というものである。
 
2017年、ンゴマ県（Ngoma District）の東部総合工科学校（Integrated Polytechnic Regional Centre East：IPRC-East）では、石工、塗装、そしてタイル張りを専門として、二重トレーニングを受けた32人の学生が卒業した。その後、今度は不動産と建設の分野のトレーニングが強化されている。このトレーニング・プログラムは、ドイツに拠点を置くコブレンツ技能会館（Chamber of Skilled Crafts Koblenz）によって資金提供されており、労働力開発局（Workforce Development Authority）、民間企業連合（Private Sector Federation）、建築業組合、全国能力形成局（National Capacity Building Secretariat）、そして建設部門技能委員会（Construction Sector Skills Council）によって共同で運営されている。
 
2017年12月21日
 
The New Times：Private sector urged to support vocational training institutions