ルワンダの教員養成校で使用されるカリキュラムが、知識重視のものから能力重視のものへと変更された。学生たちに必要な技能を習得してもらうことが、その狙いだ。この変更は、ルワンダ政府が学生に教職に就くよう強く推奨していくと発表したのを受けたものである。
提案された取り組みのなかには、教育学の学部課程と大学院課程を目指す学生を対象とした奨学金プログラムなどが含まれる。次の学年度から実施される予定の新しいカリキュラムのもとでは、教員養成校の卒業生のうち成績が優秀な者には、学士課程については3年間、修士課程については5年間、それぞれ卒業後に教職に就くことによって、進学のための奨学金プログラムに申請できるようになる。
ルワンダ教育委員会(Rwanda Education Board)のイレネ・ンダヤムバジェ(Irenée Ndayambaje)委員長によると、カリキュラムの変更は教員養成校の学生に十分な技能を習得してもらうとともに、彼らが大学でも研究を継続できるようにすることを目的としているという。
2019年2月27日
The New Times:Teacher training curriculum reviewed
【ニュース・ルワンダ】ルワンダで教員養成校のカリキュラムを見直し
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