【ニュース・フランス・アルゼンチン】アルゼンチンとフランスの学生のモビリティを強化

Frédérique Vidal大臣は2017年10月10日、そのカウンターパートであるアルゼンチンのLino Barañao科学技術・生産的イノベーション大臣を迎え入れた。フランスはアルゼンチンの学生にとり、第4のホスト国である。これら2つの国のモビリティ強化は、豊かでダイナミックなコラボレーションの一部である。

 

2015年3月にフランスとアルゼンチンの機関間で相互承認された協定は350以上ある。
この学生のモビリティをさらに促進するため、大臣はECTS(European Credit Transfer System:ヨーロッパ単位互換制度)をモデルとした単位互換システムについて意見を交換した。これは2018年5月にフランスで主催するボローニャ・プロセス会議で議論されるだろう。

 

両大臣はECOS(「研究協力の評価と方向づけ」)モビリティプログラムの20周年を機に高等教育・研究におけるフランス-アルゼンチンの協力を祝した。このプログラムは毎年、フランスの研究者によるアルゼンチンへの400ものミッションが実施され、フランスは科学プロジェクトの観点でアルゼンチンを第1のパートナーとするものである。両大臣はビジネス分野とさらに結びつけるため、ECOSからECOS+への発展についても議論した。

 

両大臣はまた、フランス国立科学研究センター(Centre national de la recherche scientifique:CNRS)とアルゼンチン国家科学技術研究委員会(CONICET)間のパートナーシップ、そして気候変動とその影響の研究を行うUMI(unité mixte internationale:国際共同研究ユニット)IFAECIの成功を歓迎した。さらにLIA(laboratoires internationaux associés:国際共同研究室)を共に支援することを再確認した。

 

Lino Barañao大臣は10月12日に、海洋科学に関するフランス-アルゼンチンの協力関係を深めるため、ブレスト海洋研究拠点、および西ブルターニュ大学を訪れる予定である。

 

2017年10月11日

 

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:Renforcer la mobilité des étudiants entre l’Argentine et la France

地域 西欧、中南米
フランス、その他の国・地域
取組レベル 政府レベルでの取組
国際交流 国際化、学生交流、研究者交流