【ニュース・フランス】Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣とデジタル国家評議会(CNNum)は高等教育におけるデジタル利活用のためのデザインサイクルにすべての当事者を招く

2016年10月から12月にかけて開催される予定の10ほどの分科会のうち、とりわけ、高等教育・研究に関する3つの大きな会議、CPU、CGE、CDEFIがある。
Thierry Mandon大臣は去る5月24日にデジタル国家評議会(CNNum)によって委ねられる高等教育のデジタル転換に関する分科会を設けることを発表した。これには2つの目的があり、ひとつは、参考となるさまざまな適応のやり方に関する意見交換、もうひとつは、参加型のアプローチにもとづく一般向けのアクションプログラムを試してみることである。広い意味での高等教育・研究の当事者たち、すなわち、フランス大学長会議(Conférence des Présidents d’Université:CPU)、グラン・ゼコール校長会議(Conférence des Grandes Ecoles:CGE)、フランス技師学校長会議(Conférence des Directeurs des Ecoles Françaises d’Ingénieur:CDEFI)、技術学校会議(EdTech)、第三セクター、デジタルVP協会など、が順番に登壇し、高等教育・研究省下の高等教育・就職指導総局(Ditrection Générale de l’Enseignement supérieur et de l’insertion professionnelle:DGESIP)の支援を得て、CNNumによって進行される。第1分科会はDGESIPが主催する。
この会議によって、高等教育におけるデジタル技術の利活用によって、つぎの5つの先導的な課題の検討が期待されている。学びの場、教育用コンテンツとデータ、教育法に関する研究、デジタルサービス、そして経済モデル。
学術におけるオープンデータとオープンアクセスが研究のやり方をも変えていくだろう。それは教員-研究者、学生たち自身が新しいやり方を見つけていくとCNNumの副会長の Sophie Pèneは述べている。

 

2016年9月2日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Thierry Mandon et le CNNum invitent l’ensemble des acteurs à contribuer au cycle de design participatif sur la transformation numérique de l’Enseignement supérieur

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価