2012年9月に、フランス国立研究機構（L’Agence Nationale de la Recherche：ANR）が開始したREAGIR未来を考える作業部会（ARP REAGIR）のコンソーシアムでは、社会科学、自然科学、物理学の研究者、及び公共・民間企業の代表者らが集まり、地域規模・地球規模での、環境と気候の地球工学的手法を、全体的かつ体系的に考察した。これは、本テーマに関する知識を結集させ、新たな研究課題を探索し、国際的に関心が高まっている分野にフランスの研究者を動員させることなどに取り組んできた。本作業部会では、リスクや不確定要素を考慮して、技術的・科学的に実行可能な面だけでなく、環境的・社会経済的・倫理的な面にも焦点を当ててきた。
ARPは、気候に関する地球工学に関する体系的な研究を継続すること、及び、本テーマにフランスが参加して、専門性を維持することが必要であると結論付けた。最終報告書は、2014年4月にANRとARP　REAGIRのホームページに公開される。

URL1: http://www.agence-nationale-recherche.fr/informations/actualites/detail/geo-ingenierie-environnementale-conclusions-de-l-atelier-de-reflexion-prospective-reagir/
URL2: http://presse.inra.fr/Ressources/Communiques-de-presse/Prospective-REAGIR