【ニュース・フランス】QS2023ランキングの発表

 
世界90カ国以上、1422校を対象としたQS世界大学ランキングの2023年版が6月8日(水)に発表された。

 
昨年に引き続き、QS2023 ランキングには32のフランスの教育機関がランクインした。そのうち、TOP200 に6校(QS2022 では5校)、QS2022 と同じくTOP100 に4校、TOP50 に2校が選ばれた。これによりフランスは、TOP50 ランキングにおいて、米国、英国、中国、オーストラリア、カナダ、香港に次ぐ世界第7位となり、日本、韓国、スイス、シンガポールと同順位となった。

 
PSL 研究大学は、フランスを代表する大学としての地位を維持し、ヨーロッパで8位(QS2022 では10位)、世界で26位(QS2022では44位)と順位を18上げた。

 
また、このランキングでは、ポリテクニーク研究所(48位・QS2022:49位)、ソルボンヌ大学(60位・QS2022:72位)、パリ・サクレ大学(69位・QS2022:86位)、リヨン高等師範学校(111位・QS2022:130位)、国立土木学校(174位・QS2022:245位)が世界の TOP200 大学にランクインしている。

 
最も順位を上げたのは、国立土木学校(71位上昇)で、その他にリヨン高等師範学校(19位上昇)、PSL 研究大学(18位上昇)、パリ・サクレ大学(17位上昇)、パリ・シテ大学(14位上昇)、およびソルボンヌ大学(12位上昇)であった。

 
QS 世界大学ランキングは、ロンドン近郊に拠点を置く Quacquarelli Symonds 社が作成している。 2018年に創設され、その目的は、高等教育機関の科学的評価、出版実績、国際的な魅力を測定することにある。

 
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Ministère de l’Enseignement supérieur: Publication du classement QS 2023


地域 西欧
フランス
取組レベル 国際機関レベルの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
国際交流 国際化