【ニュース・フランス】Parcoursupの手続き終了、個別支援と予備期間の設置

 
 高等教育機関の主な入学手続きは7月17日に終了する。すでに約58万5千人(88.2%)は、学部の合格証書を受け取っている。
昨年と比べ、今年は Parcoursupへの申し込み手続きをした高校生の数は増えたが、割合は同程度となっている。合格証書を受け取った高校生は
これから登録手続きを行う。

 
 7月8日以降、合格証書を受けていない高校生は個別に招へいされ、将来設計を見直し、追加機関の受け入れ可能性の提案を受けながら、
高等教育機関進学委員会(Commissions d’accès à l’enseignement supérieur:CAES)の支援を受けられるようにする。

 
 9,500名は既に彼らの要請により、現在、それぞれの機関のCAESによる支援を受けている。CAESは、高等学校および高等教育機関全体と
地方学生・生徒生活センター(Centre régional des œuvres universitaires et scolaires:CROUS)をまとめる総長によって運営されている。

 
 CAESは、9月末まで個別に高校生を支援する。この支援により、毎年、多くの高校生が他の進学先(Parcoursup外の教育課程への進学、海外留学、
公的サービス、就職)を選択することができ、また、この手続きに興味を持たない理由を検証することができる。

 
 この活動は、大統領と首相から宣言された、若者に対する問題解決策に関する最優先事項の一部である。よって、最も要請が多い上級技術者
免状取得において3000以上の枠が用意され、配置について総長、大学長、その他高等教育機関関係者の間で議論がなされている。

 
 その他の支援策として、高校生の要望に応じ実習訓練支援政策が実施される。このような予備期間は9月13日まで継続し、進学可能な
教育機関への願書を受け付ける。

 
7月17日
 


Fin de la phase principale de Parcoursup: l’accompagnement personnalisé et la phase complémentaire se poursuivent

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育